矯正歯科治療とは
矯正歯科治療は、器具を使って歯並びを良くする事だけではありません。
まずは、歯並びが悪くならない様に、お子様へのアドバイスをさせていただきます。
家族や本人ですら気付いていない悪いクセが、歯並びを悪くしている可能性があります。
そんな何気ない仕草を観察しながら、無料相談を行います。
器具をできるだけ使わないで、自分の力だけで歯並びの改善を目指し、良好な結果が得られなけば、はじめて器具を用いた治療を開始します。
また、お子様に治療の必要性をしっかりと説明し、本人のやる気を確認してから開始する事も大切なポイントです。
「歯並びが悪いと良くない」という事は誰にでも分かります。
器具を用いた治療は、多くの歯科医院で行われています。
「歯並びがなぜ悪くなるのか」
「今の悪い歯並びはどういった原因でなってしまったのか」
それらの事を説明した上で、一緒に歯並びを治していく。
これが当医院での治療の行い方です。
もちろん、成人された方への器具を用いた積極的な矯正歯科治療も得意としております。
長い付き合いになるのが矯正歯科治療です。
疑問や心配事を遠慮なくを話していただける様な身近な存在になれるよう心がけています。
大人の矯正歯科治療
現在20代・30代の女性を中心に、大人から矯正歯科治療を始められる患者様が増えています。
大人の矯正歯科治療の利点として、顎の成長が止まっているため治療計画が立てやすく、ゴールが想定しやすい事が挙げられます。
効果も目に見えて現れるので、モチベーションが続くという利点もあります。
お子様の矯正歯科治療
お子様の矯正歯科治療は、顎のバランスを整えたり、前歯の軽いデコボコを治したりします。
難しい症例の場合、大人の矯正歯科治療の前段階処置という位置づけになり、永久歯列完成までの期間が矯正歯科治療の対象期間となります。
小学校高学年から中学校くらいまでですが、成長の遅早により前後します。
矯正歯科治療の無料カウンセリング
当院では矯正歯科治療の無料カウンセリングを実施しています。
予想される治療内容・使用する装置・期間・費用などについて、写真や歯型などをご覧頂きながら、詳しくご説明いたします。
カウンセリングの際に、必要に応じてレントゲン写真を撮影したり噛み合わせの診査をすることもありますが、これらもすべて無料で行っています。
曜日 | 午前 | 午後 |
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第2木曜 | ● | |
第2土曜 | ● | |
第3日曜 | ● |
メールでのご相談
当院ではメールによる矯正歯科治療のご相談も承っております。
実際にお口の中を診ているわけではないので、概要のみのご相談になります。
矯正歯科治療の費用について
料金はすべて税抜き価格となっております。
初診相談
料金 | 無料 |
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検査診断料
料金 | ¥30,000 |
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矯正歯科治療の開始前には、詳しい検査(レントゲン分析、歯型、咬合分析など)を行います。
なお、了解を得ずに有料の検査をすることは決してありません。
また検査をしたからといって、治療を開始する必要はありません。
矯正装置料金
子供 (混合歯列) | ¥300,000 |
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成人 (永久歯列) | ¥500,000 |
数本の歯だけを修正すればよい場合と、全部の歯を並べかえなければならない場合とでは、治療費は異なります。
部分的な矯正歯科治療とは、前歯数本のみを移動すればよいといったような、歯並び全体を並べ替える必要のないケースで、比較的低料金で矯正歯科治療をお受けになる事ができます。
上記の料金は全体的な治療を行った場合の金額です。
全体的な矯正歯科治療とは、前歯から奥歯までの全ての歯を正しい位置に動かす必要のあるケースです。
前歯を治療したい場合でも、奥歯から正しく噛ませることが必要なことが多いため、全ての歯に装置(ブラケット)を付けさせていただくことがあります。
まだ永久歯が生え揃わないお子様の場合には、期間を2回に分けて治療することがあります。
どのような治療を行うかは、歯形やX線写真などから得られる客観的データに基づき、ガタガタの度合い、歯の出ぐあい、あごの骨の形、奥歯の咬み合わせの状態などとともに、ご希望の治療目標を総合的に判断して、話し合いにより決定します。
治療をお受けいただくかどうかを決める前に、治療費総額を提示し、使用する装置、治療期間などについて詳しくご説明いたししますので、ご納得のいくまでご質問下さいますようお願いいたします。
矯正装置料のお支払い方法は、一括でのお支払い、数回に分けてのお支払い、月々の均等分割払いなど、ご希望に沿った形を承ります。
治療期間内にお支払いが終了する場合には、分割手数料はかかりません。
また医療費控除の適用を受けることができれば、還付金を受け取ることができます。
保定装置料金(矯正歯科治療費に含まれる)
- 可撤式保定装置
- 固定式保定装置
歯の周りの骨や歯肉、唇や舌などの筋肉は、元の状態を憶えています。
一度歯並びが直っても油断すると歯は元の方向に戻ろうとしますので、ほとんどの場合はこれを防ぐための「保定装置(リテーナー)」を矯正歯科治療終了後に使用します。
保定装置には取り外しのできるものと歯に取り付けてしまうものがあります。
調整管理料
料金 | ¥3,000 |
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- 矯正歯科治療中は1〜3ヶ月に1回程度、ご通院いただきます。
その際には3,000円(税抜き)の調整料を必要とします。 - 治療途中の応急処置は無償でご対応します。
- 固定式保定装置の破損などに際して、原則的に料金をいただくことはありません。
- 可撤式保定装置の破損・紛失は実費をいただきます。
セラミックブラケットについて
当医院では、全ての矯正歯科治療にセラミックブラケットを使用しています。
装置(ブラケット)が歯の色に近いため、メタルブラケット比べて、目立たずに矯正歯科治療を行うことができます。
治療期間はメタルブラケットを用いた場合と変わりません。
セファログラム
セファログラムとは、一定の規格のもとに撮影された頭部のX線写真で1931年Broadbent 、Hofrahtらによって紹介され、頭蓋顔面部の成長発育の研究に用いられました。
1948年Downsにより臨床面で症状分析における応用が始まり、現在矯正歯科治療の診断に必須となっております。
また咬み合わせ全体の治療の診断にも、このレントゲン写真は重要です。